医療勤務環境改善マネジメントシステム

医療勤務環境改善マネジメントシステムとは

 医療勤務環境改善マネジメントシステムとは、「各医療機関がPDCAサイクルを活用して計画的に勤務環境改善に取り組む仕組み※」です。国が定めた指針や手引きをなど参考に、医師、看護職、薬剤師、事務職員など多職種で構成する推進チームをつくり、現状把握・分析、課題を抽出したうえで、取組みの優先順位をつけて改善計画を策定します。改善計画に沿って取組みを実行していきますが、大切なのはその結果を評価して、次の課題解決に向けた計画づくりに生かし、取組みを継続的に循環(PDCA)させることです。この仕組みを使って「医療従事者が健康で安心して働くことができる職場環境」を実現していくことが、患者さまや地域の安心な未来づくりにもつながります。
各医療機関等で「医師、看護職、薬剤師、事務職員などの幅広い医療スタッフの協力の下、一連の過程を定めて継続的に行う自主的な勤務環境改善活動を促進することにより、快適な職場環境を形成し、医療スタッフの健康増進と安全確保を図るとともに、医療の質を高め、患者の安全と健康の確保に資すること」を目的として、各医療機関等のそれぞれの実態に合った形で、自主的に行われる任意の仕組みです。
(厚生労働省「医療分野の『雇用の質』向上のための勤務環境改善マネジメントシステム導入の手引き」より)

勤務環境改善の取り組みイメージ

勤務環境改善の取り組みイメージ

医療勤務環境改善計画(例)
  • 計画の方針
  • 実施体制
  • 現状分析
  • 計画期間
  • 目標
    • ビジョン(最終目標)
    • 行動目標(数値目標等)

      診療科、職種別、部門別等の目標
  • 行動計画
    • 全体計画

      診療科、職種別、部門別等の行動計画

医師勤務時間短縮計画の事例はこちら[PDF:49.7KB]

医療勤務環境改善計画(例)
  • 計画の方針
  • 実施体制
  • 現状分析
  • 計画期間
  • 目標
    • ビジョン(最終目標)
    • 行動目標(数値目標等)

      診療科、職種別、部門別等の目標
  • 行動計画
    • 全体計画

      診療科、職種別、部門別等の行動計画

医師時間外勤務短縮計画の事例はこちら[PDF:46.3KB]

医療勤務環境改善マネジメントシステムを進める7ステップ

 勤務環境改善マネジメントシステムの導入は、方針表明から始まり、評価・改善にいたる7つのステップで構成されます。勤務環境改善の取り組みを一時的なものとして終わらせず、無理なく継続的な活動として取り組んでいくことで、実質的な成果を創り出せます。そのためには勤務環境改善のためのPDCAサイクルを確立し、継続的にサイクルを回していくことが重要です。
 下記のように一定の手順を踏んで、着実に取り組みを進めていきましょう。
  • STEP1
    方針の表明
    医療機関としての改善方針を表明し、医療従事者その他の職員に周知を図ります。
  • STEP2
    体制の整備
    医療勤務環境改善マネジメントシステムを推進する体制を整備します。
  • STEP3
    現状分析
    医療機関における医療従事者の勤務環境に関する現状を把握し、客観的に分析します。
  • STEP4
    改善目標の設定
    改善方針を確認し、また現状分析の結果を踏まえ、可能な限り一定期間に達成すべき到達点を明確にします。
  • STEP5
    改善計画の策定
    改善目標を達成するため、具体的な対策とスケジュールを作成します。
  • STEP6
    取り組みの実施
    策定された計画に基づき改善を実施します。取り組みを進めていく中で変更の必要が生じた際は、改善計画に定めた事項を修正します。
  • STEP7
    改善評価・改善
    あらかじめ評価の手順、実施者を定めておき、評価を行います。
    評価および改善の結果を踏まえ、定期的に医療勤務環境改善マネジメントシステムの全般的な見直しを行います。

勤務環境改善計画、医師時間外勤務短縮計画作成の5つの支援ツール

勤務環境マネジメントシステム導入の手引きや上記支援ツールは「厚生労働省 いきいき働く医療機関サポートWeb(いきサポ)」からダウンロードください。

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